エヴァパチンコ奇跡の価値は

3月に突入しました。天候変化の激しい日が続いておりますが、少しずつ春が近づいていることを実感します。今月はやはりパチンコ。LT（ラッキートリガー）機能搭載機がついに登場です。まずサミーの『P北斗の拳　強敵』や藤商事の『P緋弾のアリア』、大一商会の『P天才バカボン』等のヒットシリーズ最新機種に注目ですし、サンセイR&Dの『P LT OVERLORD』やニューギンの『P真・座頭市物語』も個人的に気になっていますよ。

さらにLT機能非搭載ですが、SANKYOの甘デジ『Pフィーバーパワフル』やビスティの『Pコードギアス反逆のルルーシュ』も発売され、非常に多くの新機種が導入予定。さらに市場が盛り上がることを期待したいものですよね。

一方、パチスロはオリンピアの『L南国育ち』、大都技研の『L忍魂参』が発売、パイオニアの『スマート沖スロ　ドラゴンハナハナ～閃光～』は、ノーマルタイプ初のスマスロ機で今後の動向が楽しみです。ネットのオーゼキ製スマスロ『チバリヨ2』はテスト導入ながらも、大ヒットシリーズ最新機種なだけに注目しています。

次に今後の新台の動向ですが、パチンコは大都技研の人気機種『eRe:ゼロから始める異世界生活2』の増産分発売が決定、またサンセイR&Dのヒットシリーズ機『P牙狼11～冴島大河～』の発売も急遽決定、パチンコはこの2機種に人気が集中している状況です。

またパチスロは、大都技研『L押忍！番長4』が話題の中心で、同機の割り当てが決まらないとその他の機種に手が伸びない、という問題が出ているようです。他メーカーも案件受付は終了しながらも、ギリギリまで対応する準備をしていると噂です。近々にも大きく動きがあると思うので注目です。

エヴァパチンコ奇跡の価値は全体の今後の展望ですが、2024年に入っても毎月閉店・休業・廃業数は増加しており、市場縮小の流れは止まっていません。その影響もあり、2月度のパチンコ販売台数は全体で3万台にも至らず、大きく遊技機投資は減速している状態。パチスロもパチンコより勢いはあるものの、全体の稼働成績は頭打ちで、以前の「パチンコの足跡」を辿るような推移には危機感を持つホールも多いようです。

現在、遊技機の射幸の高さについていけず離反するユーザーが増えているだけに、今後エヴァパチンコ奇跡の価値はが「もっとギャンブル化していくのか？」「ここで、娯楽・レジャーの側面を強く意識し、方向転換を図るか？」大きな分岐点に差し掛かっていると思います。

またパチンコ店では、このエヴァパチンコ奇跡の価値は低迷期でも勢いのある大手ホールの一部は、新規出店より「既存店の立て直し」を優先に力を入れ、投資抑制・出玉還元に戦略を大きくシフトさせているようです。特にこの不況下の中では薄利営業による「集客効果」は絶大で、且つ、店舗イメージも大きく向上し、店舗間格差は大きく広がりつつあります。また、不採算店舗はこのGW頃までに閉店させ、経営資源の「選択と集中」を進める方針の法人もあります。

前述した通り、エヴァパチンコ奇跡の価値は全体が「ギャンブル推進か？娯楽・レジャーの追求か？」という選択を迫られていると同時に、ユーザーにどんな価値を提供できるのか？と、評価されていますし、ここが重要局面と言えそうです。

さらなるホールの奮起に期待します。

文＝とあるホールの管理者

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